2024年５月18日三重県弁護士会館総会ホールにて、消費者市民ネットワークみえ第7回通常総会を開催しました。会員総数69名（団体会員8、個人会員61）の内、52名（実出席20名、委任状32名）の参加で、第1号議案から第4号議案まですべての議案が賛成多数で可決されました。

総会の開会にあたり、吉本代表（三重大学 元副学長・名誉教授）からは、昨今のSNS詐欺やAIの台頭や、能登半島震災などの自然災害や世界の政治や経済情勢が消費者生活に影響を及ぼすことへの懸念を述べられた上で、 新型コロナウイルス感染症の影響で対面での活動ができなくなり会員どうしの交流も少なくなっていたが、新型コロナウイルス感染症が「５類」へ移行し、消費者市民ネットワークみえとして活動に参加する意味や、これからの活動について共に考え、来る10周年にむけて幅を広げていきたいとのご挨拶がありました。

ご来賓の三重県環境生活部消費生活監の西塚昌義様からは、当会の消費者問題の解決や消費者市民社会の形成に向けた取り組み、消費者行政への協力に対する感謝のお言葉をいただきました。また三重県内におけるSNS詐欺は被害件数、被害総額ともに2023年度は前年を上回り、今年度も非常に厳しい状況であるとのご報告があり、引き続き自治体との連携ならびに啓発活動などへ協力いただきたいとのご挨拶をいただきました。

議長は、会員の中から生活協同組合コープみえの浦北豊様が選任されました。

議案提案は、斎藤美淳副代表（三重弁護士会）より第1号議案から第4号議案が提案され、第1号議案については、陰地康行監事（ＮＡＣＳ三重分科会）より監査報告が行われました。

第１号議案　２０２３年度のまとめと会計報告

第２号議案　２０２４年度活動方針と予算案

第３号議案　「活動費補助基準」一部改正の件

第４号議案　役員（代表、副代表、監事、世話人）選任の件

全議案が賛成多数で可決されました。

その後、会員からの活動報告を行いました。

閉会後は、４つのグループに分かれて意見交換会「消費者市民ネットワークみえのこれからを考えよう！」を行いました。

久しぶりの対面で、『10周年記念に向けたテーマについて』『会員が交流できるような場づくりについて』などをテーマに、互いに意見を交流しました。

2024年度新役員

区分	氏名	所属など
代表	吉本 敏子	三重大学（元副学長・名誉教授）	重任
副代表	斎藤 美淳	三重弁護士会（弁護士）	重任
世話人	馬場 啓丞	三重弁護士会（弁護士）	重任
世話人	村田 雄介	三重弁護士会（弁護士）	重任
世話人	天野 民愛	三重県司法書士会（司法書士）	重任
世話人	水谷 公孝	三重県司法書士会（司法書士）	重任
世話人	(行政書士)	三重県行政書士会（行政書士）	ー
世話人	橋本 直行	三重県生活協同組合連合会（職員）	新任
世話人	田中  睦	生活協同組合コープみえ（職員）	重任
世話人	大村 洋子	消費生活相談員	重任
世話人	中部 絵美	消費生活相談員	重任
世話人	中川 勝規	個人会員（鈴鹿市職員）	重任
監事	陰地 康行	ＮＡＣＳ三重分科会（消費生活アドバイザー）	重任
監事	村林 敏也	三重弁護士会（弁護士）	重任