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第6回通常総会を開催しました

2023年5月13日三重県弁護士会館総会ホールにて消費者市民ネットワークみえ第6回通常総会を開催しました。会員総数68名(団体会員8、個人会員60)の内、50名(実出席23名、委任状26名、WEB出席1名)の参加で、第1号議案から第4号議案まですべての議案が賛成多数で可決されました。

総会の開会にあたり吉本代表(三重大学名誉教授)が、新型コロナウイルスの感染症が5類へと移行されたことで消費者の行動が変わってくるであろうとの見解と、消費者教育推進法の制定から10年が経過し、この10年間の消費者教育について振り返りを行う動きが出てきていること、消費者市民社会の構築や浸透について検討されていくであろうことに触れ、「消費者市民」を意識した活動をオンラインも活用しながら進めていきたいとのご挨拶がありました。

ご来賓の三重県環境生活部 消費生活監の髙橋 昌子様からは、当会の消費者市民社会の形成に向けた取り組みや、消費者行政への協力に対する感謝のお言葉をいただきました。2022年度は、成年年齢引き下げに伴い若年層でエステの契約や、SNSによる儲け話、ネット通販でのトラブルが多かったとのご報告もありました。消費者被害にあわないよう、ご一緒に啓発活動などに取り組んでいきましょうとのご挨拶をいただきました。

議長は、三重県行政書士会の天春隆子副会長が選出されました。

議案提案は、斎藤美淳副代表(三重弁護士会)より第1号議案から第4号議案が提案され、第1号議案については、村林敏也監事(三重弁護士会)より監査報告が行われました。

第1号議案 2022年度のまとめと会計報告

第2号議案 2023年度活動方針と予算案

第3号議案 規約一部改正の件

第4号議案 役員(代表、副代表、監事、世話人)選任の件

全議案が賛成多数で可決され、議長が2023年度の新役員を紹介されました。吉本代表が皆さんと共に方針に沿った活動を着実に進め、このネットワークを広げ高めていきたいと挨拶されました。

2023年度新役員

区分氏名  所属など 
代表吉本 敏子三重大学(元副学長・名誉教授)重任
副代表斎藤 美淳三重弁護士会(弁護士)重任
世話人天野 民愛三重県司法書士会(司法書士)新任
世話人大村 洋子消費生活相談員(津市)新任
世話人田中  睦生活協同組合コープみえ(職員)重任
世話人中川 勝規個人会員重任
世話人中部 絵美消費生活相談員(東員町、桑名市)重任
世話人馬場 啓丞三重弁護士会(弁護士)重任
世話人増井 京子生活協同組合コープみえ(職員)新任
世話人水谷 公孝三重県司法書士会(司法書士)重任
世話人村田 雄介三重弁護士会(弁護士)重任
世話人(行政書士)三重県行政書士会(行政書士)
監事陰地 康行NACS三重分科会(消費生活アドバイザー)新任
監事村林 敏也三重弁護士会(弁護士)重任

第2部 会員による活動報告会

総会終了後に、会員からの活動報告会を開催しました。

1)中部 絵美氏/消費生活相談員

「桑名市、東員町における消費生活相談の実際」

2)大村 洋子氏/消費生活相談員

「津市消費生活センターでの相談事例」

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3)馬場 啓丞氏/三重弁護士会

「65歳問題について」

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4)天野 民愛氏/三重県司法書士会

「『やさしい日本語』及び多言語による『身近な法律ハンドブック』のご紹介」

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5)野﨑 昭伸氏/三重県行政書士会

「暮らしの問題にかかわる行政書士会の社会貢献活動」

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最後に、吉本代表より、限られた時間の中で、会員それぞれの専門性、それぞれの活動について知っているようで知らないことがたくさんあり、一つの場に集まってそれぞれを知るつながり方がわかってくる、情報が共有されることですすめていきたいことが見えてくる、またそれぞれが抱えている課題も共有することで、相談や情報交換ができる、これからもこのような場を続けていき、会員の皆さん同士が、深いところでお互いに協力できる形でつながりあえる場にしていきたいと、挨拶がありました。

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