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液体とジェルタイプの除菌・消毒・手指洗浄用アルコールのエタノール濃度について(国民生活センターウェブサイトより)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、除菌や消毒等を目的として使用するアルコールの需要が増え、ドラッグストア等の店頭では一時品薄となりましたが、現在は様々な商品がみられるようになっています。

 国民生活センターによると、手指からの新型コロナウイルスの除去には、流水と石けんでの手洗いが有効とされていますが、それができないときにアルコール消毒液(濃度70%~95%のエタノール)が有効であるとされており、アルコール需要の拡大が加速する中、PIO-NETには、新型コロナウイルスに関連した相談のうち、除菌や消毒等を目的とするアルコール含有商品について、「商品にアルコール濃度の表示がない」、「濃度が表示されているが本当だろうか」などといった商品の安全・品質や表示に関する相談情報が、2019年12月以降の約8カ月(2020年7月31日までの登録分)で689件寄せられています。

 そこで同センターでは、現在販売されている除菌・消毒・手指洗浄用アルコール30銘柄(医薬部外品3銘柄、化粧品18銘柄、雑品9銘柄)を対象に、エタノール濃度や表示等を調べ、消費者に情報提供することとしました。

 

その結果(抜粋)

テスト対象銘柄のエタノール濃度は、20%台から80%台でした。

商品本体にアルコール濃度の表示がみられたものは30銘柄中14銘柄で、今回調べたエタノール濃度が表示濃度より1割以上低いものはほぼありませんでした。

しかし、製造販売元等が運営するウェブサイトにおいて、 商品本体とアルコール濃度に関する記載に差異がみられたものがありました。 また「消毒」などの表示してはならない効能効果に関する記載が「化粧品」の4銘柄でみられました。

消防法上「火気厳禁」等の表示が必要と考えられるものが30銘柄中15銘柄ありましたが、そのうち1銘柄において、これらの表示が不十分と考えられました。

消費者へのアドバイスとして

  • 流水と石けんでの手洗いができないときの手指の消毒・殺菌には、品質、有効性、人体への安全性が確認された「医薬品」や「医薬部外品」の消毒用アルコールを使用するようにしましょう
  • 「医薬品」や「医薬部外品」が手に入らないときに、アルコールによる除菌等を目的として使用する商品を選択する際には、商品本体に記載の濃度表示を参考にし、60容量%以上のエタノールを含むものを使用すると良いでしょう
  • 高濃度のアルコールは可燃性で、引火の危険性があります。使用する際は火気を避け、使用する場所では換気をしましょう

詳しくは、国民生活センターウェブサイトをご覧ください。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200917_4.html

 

 

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